色覚異常(色弱・色盲)を煩っている場合、案内や地図が、描かれている色によっては判読できません。そのような場合、このカメラアプリを起動して、判読の出来ない看板をプレビューすることが出来ます。このカメラアプリは、色相の違いを圧縮し、又は明度や彩度の差に変換し、色弱・色盲を煩っている方にも内容が範読できるようにして、画面上に表示します。変換のモードは三つあります。
モード1:色相の一部を圧縮し、赤と緑付近に位置する色を、空いた色相にシフトさせます。このモードでは明度と彩度は変化しません。1型色覚と2型色覚(赤緑色弱)の患者に有効です。
モード2:色相全体をシフトさせ、かつ明度と彩度も変化させます。1型色覚から3型色覚の患者に有効です。
モード3:明度と彩度を圧縮して、色相の差によってシフトさせます。モード2よりも大きく明度と彩度が変化します。1色覚(全色盲)の患者に有効です。
カメラアプリを起動すると、カメラ画像と変換されたプレビューが表示されます。シャッターボタンをタップすると、変換された写真を撮影します。